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TOKUSHOJI since 1476

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百年前の今日 1922年7月18日(火) 井上正子日記
1922年(大正11)7月18日 七月拾八日 火月曜日 晴 起床五時半 就眠十一時 休暇になってからばたばたといそがわしく、日記をいつのまにか三日も過ごしてしまった。 午後、安東県の伯母さま[安東県の伯父 桑門 環たまきの妻 リナ]から、明日お越しになる電報が来た。...
井上 迅
2022年7月18日読了時間: 1分
百年前の今日 1922年7月17日(月) 井上正子日記
涙は止め処なく流れる。存分泣け、それより道は知らない。 1922年(大正11)7月17日 七月十七日 月曜日 晴 起床六時 就眠十一時 九時より葬式行わる。花に埋められたひつぎの中の人はやすらけく清き極楽の園にいるのか…… 大勢の参列者は皆一つに、幼い魂の冥福をいのった。...
井上 迅
2022年7月17日読了時間: 1分
百年前の今日 1922年7月16日(日)
はかない定めよ。うつし世は…… 1922年(大正11)7月16日 七月十六日 土曜日 晴 起床六時 就眠十一時 夜父上と日暮しに行く。病中とはひきかえ、しめやかな中にもざわざわとしていた。 仏間にはゆるやかな蠟燭の光の中に、小さい寝棺は静かに静かにすべてのものの心をめいらす...
井上 迅
2022年7月16日読了時間: 1分
百年前の今日 1922年7月15日(土)
永久に悲しみをきざみしこの日は美しい夕映えをのこして暮れて行く。 1922年(大正11)7月15日 七月十四〔五〕[〔五〕は朱字で教師が訂正]日 金〔土〕曜日 晴 起床六時 就眠十一時 午前、式がある。休暇中の色々の御注意等、校長先生より承る。...
井上 迅
2022年7月15日読了時間: 2分
百年前の昨日と今日 1922年7月12日(水)13日(木) 井上正子日記
奇蹟と云う事がある。私たちは奇蹟を信じたい心持ちになっている。 1922年(大正11)7月12日 七月十二日 水曜日 晴 起床六時 就眠十時半 やかましい試験もすんだ。どんな成績があたえられるか私は考えない。 先生と賀茂の方へつれていただく。...
井上 迅
2022年7月13日読了時間: 1分
百年前の今日と明日 1922年7月10日(月)11日(火) 井上正子日記
1922年(大正11)7月10日 1922年(大正11)7月11日 今日と明日の日記はお休みです。
井上 迅
2022年7月10日読了時間: 1分
百年前の昨日と今日 1922年7月8日(土)9日(日) 井上正子日記
1922年(大正11)7月8日 七月八日 土曜日 晴 起床六時 就眠十一時 定期試験と云ふものの最初の日はすんだ。 或る一課目はむなしくやぶれて[以降記述なし] 1922年(大正11)7月9日 七月九日 日曜日 晴雨 起床六時 就眠十一時 一日、試験のしらべに余念なかった。
井上 迅
2022年7月9日読了時間: 1分
百年前の今日1922年7月7日(金) 井上正子日記
1922年(大正11)7月7日 七月七日 金曜日 晴 起床六時 就眠十一時 今日も一日終わった。従弟は同じ状態でもてているのだ。 若しもこのまま快い方に向いたらと、はかない事も考えたりしている。 明日は試験だ。少ししらべて、寝につく。
井上 迅
2022年7月7日読了時間: 1分
百年前の昨日1922年7月6日(木) 井上正子日記
1922年(大正11)7月6日 七月六日 木曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜日暮しへ母上と行く。 静かに従弟の病室に入る。陰気な様。 可愛い瞳はとじられていた。真赤な顔。幾日かの病になやまされたいたいたしい身体。見れば見る程涙はあふれる。...
井上 迅
2022年7月7日読了時間: 1分
百年前の今日1922年7月5日(水) 井上正子日記
1922年(大正11)7月5日 七月五日 水曜日 晴 起床五時半 就眠十一時 従妹の試験の第一日はすんだ。 〝出来て?〟 〝今日のはみないい点が取れるでしょう〟ってさすが嬉しそう。 私だって一日一日と近づいて来る。 うっかりしていてはと、机に向かうが一向に出来ないのはなさけない。
井上 迅
2022年7月5日読了時間: 1分
百年前の今日1922年7月4日(火) 井上正子日記
夏の祭気分もいよよこくなって来る。 1922年(大正11)7月4日 七月四日 火曜日 晴 起床五時 就眠十時 静かな夜の暗あんに伝って美しい祗園囃子が時々聞こえて来る。 こつこつと勉強している処女おとめの耳にはやさしい情調としてひびく。...
井上 迅
2022年7月4日読了時間: 1分
百年前の今日1922年7月3日(月) 井上正子日記
机に向かっては半分居眠り 1922年(大正11)7月3日 七月三日 月曜日 曇 起床五時半 就眠十時 曇ったむし暑いいやな日である。机に向かっては半分居眠りしている。 頭がちっとも統一しないので、課目が頭には入らない。困ったものだ。
井上 迅
2022年7月3日読了時間: 1分
百年前の昨日1922年7月2日(日) 井上正子日記
1922年(大正11)7月2日 七月二日 日曜日 雨 起床六時半 就眠十時半 昨日定期試験の発表があった。初めて定期試験に出合うのだから恐ろしい様ないつもの試験より異なった感じがする。 悦子さんのところも今度から定期試験になったとの事でやかましい。...
井上 迅
2022年7月3日読了時間: 1分


百年前の昨日1922年7月1日(土) 井上正子日記
今日より初めて洋服で学校へ行く。 何だか気はずかしい様な気がする。 1922年(大正11)7月1日 七月一日 土曜日 晴後雨 起床五時半 就眠十一時 今日より初めて洋服で学校へ行く。 何だか気はずかしい様な気がする。 弟が云う。〝姉さん、恰好はいいけれど、足が大根じゃなかっ...
井上 迅
2022年7月2日読了時間: 2分
百年前の昨日1922年6月30日 井上正子日記
1922年(大正11)6月30日 この日の日記はお休みでした。
井上 迅
2022年7月1日読了時間: 1分
百年前の昨日1922年6月29日 井上正子日記
1922年(大正11)6月29日 六月廿九日 木曜日 晴 起床六時 就眠十一時 何にも知らぬ者は何も疑はず 独逸俚諺 孔雀よ汝の足を見よ 独逸俚諺 己を褒貶ほうへんするは愚の至りなり マツセンジヤー (祖父上の扣ひかえ帳より)
釋源祐
2022年6月30日読了時間: 1分


百年前の今日1922年6月28日 井上正子日記
1922年(大正11)6月27日 六月廿八日 水曜日 晴 起床六時 就眠十一時 同窓会誌[京都市立高等女学校の同窓会誌]が来る。初めてそうした談誌を手にした時、何だか急に卒業生なのだと云う観念が起こる。 なでしこの花はいつもの様にいかにも市立いちりつ[京都市立高等女学校/現...
井上 迅
2022年6月28日読了時間: 1分
百年前の今日1922年6月27日 井上正子日記
1922年(大正11)6月27日 六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。 種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。 米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの...
井上 迅
2022年6月28日読了時間: 1分
百年前の昨日1922年6月25日と今日26日 井上正子日記
私等の上にも稲作は大切な問題なのである。共にこの雨を心から喜ぶことができなければならないのだ。(6月26日) 1922年(大正11)6月25日 六月二十五日 日曜日 雨 起床六時 就眠十時 とうとう雨が降り出した。これがきっと梅雨だろう。...
井上 迅
2022年6月26日読了時間: 2分
百年前の昨日1922年6月24日
1922年(大正11)6月24日 六月二十四日 土曜日 晴 起床五時半 就眠十一時 母上のお話しによれば、今日は不思議な程気分も容態もいいのだそうだ。 普通の死の前の元気としての容態とは、あまり早すぎるのだとの事。 医者は非常にこれに望みをもっていらっしゃるとのって、若しこ...
釋源祐
2022年6月25日読了時間: 1分
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