top of page

百年前の今日 1922年8月4日(金) 井上正子日記

1922年(大正11)8月4日

八月四日 金曜日 晴 就眠十時 起床五時半

伯父様 朝の中にお帰りになる。

午後は何時もの様にお洗濯、お裁縫に熱心になる。

夜香良洲からすの友へ手紙したたむ。


香良洲 三重県津市香良洲町

閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

百年前の一昨日と昨日と今日 1922年8月28日(月)8月29日(火)8月30日(水) 井上正子日記

1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる

bottom of page