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百年前の今日 1922年6月3日 井上正子日記

1922年(大正11)6月3日


この日の日記はお休みでした。

6冊目の日記は休みがちな気がする。府一に通いだして忙しいのだろうか。



昨日(6月2日)の日記に出てきた「紺がすり」、「姉さんかぶり」の図を今日は本の山をかき分けて探した。


「縞帳」より


あねさんかぶり

『滑稽新聞 第136号』

(明治40年〈1907〉4月5日)


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百年前の一昨日と昨日と今日 1922年8月28日(月)8月29日(火)8月30日(水) 井上正子日記

1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる

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