top of page

​❖百年のわたくし

         

 

わずか数分が一時間に感じるときがある。

また一日が瞬く間に過ぎる。

ひとは「ものさし」としての時間に振り回されているようで、じつのところ、

個々に「ものさし」をかざして時間を振り回しているのかもしれない。

 

 

朝ニハ紅顔アリテ、夕ニハ白骨トナレル身ナリ

蓮如「白骨ノ御文」

 

「百年のわたくし」とは、「わたくし」というフレームに時間を捉えてみようという試み。

しかし、百年という時間が寿齢として計測可能となりつつある現在、

時間を「わたくし」という枠から解き放つ試みにも通じる。

それは別の言い方をしてみれば、百年の振れ幅を持つ「わたくし」という振り子を、

過去にも未来にも振ってみようというものである。

ぶろぐ・とふん 2016-10-15

───────

甲辰 きのえたつ(令和62024年)

詩祭 Poetry Festival 百年のわたくし 巻七

詩の朗読会 Poetry Reading Event

10 月 5 (土午後 5 時〜 7 時半

参加費:2,500

真宗大谷派 徳正寺のホームページです。

浄土真宗について、仏教について日々の法務や年中行事のご案内、自坊の歴史などを通じて御門徒をはじめここを訪れた方々に幅広く知っていただけるように努めます。

真宗大谷派 德正寺

600-8051 京都市下京区富小路通四条下る​徳正寺町39 

tel/fax:075-351-4156

mail:info@tokushoji1476.com

bottom of page