百年前の昨日1922年6月29日 井上正子日記

1922年(大正11)6月29日 六月廿九日 木曜日 晴 起床六時 就眠十一時

何にも知らぬ者は何も疑はず   独逸俚諺

孔雀よ汝の足を見よ       独逸俚諺

己を褒貶ほうへんするは愚の至りなり   マツセンジヤー

(祖父上の扣ひかえ帳より)

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1922年(大正11)8月13日 八月十三日 日曜日 晴 起床五時半 就眠十時 盂蘭盆で仏壇をきれいにしてある。 今年は種ちゃんが新仏になってしまった。 もう直ぐに月忌がっき[月命日]が来る。 種ちやんが可愛い可愛い人であっただけ、思い出すのが事々に多くてその死がいじらしい。 1922年(大正11)8月14日 八月十四日 月曜日 晴 起床六時 就眠十時 弟が少し風邪を引く。寝冷えでもしたのだろう。

先月、次男といっしょに白川へ釣りに出かけました。 次男のセツが、わたしの年配の知人から長さが1.9メートルの白い柄の小さな竿をいただいて、これを使って釣りがしたいと言うので、釣具屋さんに出かけて、出来合いの仕掛けと餌と替えの釣り針など、店の人に見つくろってもらって、ひと揃いの釣り道具セットも準備しました。 日ごろ釣りなどしたことのないわたしが、ちゃんとセツの竿に仕掛けを結んでやることができるだろう

1922年(大正11)8月11日 八月十一日 金曜日 晴 起床五時半 就眠十時 朝さっそく海へ入って、朝食をするなり帰途につく。 京都につく。私等はまず美しい京都を、大阪にくらべてやっぱりいいのねとささやく。 けれど、商工業地だけあって、大阪は賑やかだが、京都はとてもそれには及ばない。 父上にありあまる話をつぎつぎとする。 1922年(大正11)8月12日 八月十二日 土曜日 晴 起床六時半 就眠