百年前の昨日と今日 1922年8月11日(金)8月12日(土) 井上正子日記

1922年(大正11)8月11日

八月十一日 金曜日 晴 起床五時半 就眠十時

朝さっそく海へ入って、朝食をするなり帰途につく。

京都につく。私等はまず美しい京都を、大阪にくらべてやっぱりいいのねとささやく。

けれど、商工業地だけあって、大阪は賑やかだが、京都はとてもそれには及ばない。

父上にありあまる話をつぎつぎとする。


1922年(大正11)8月12日

八月十二日 土曜日 晴 起床六時半 就眠十時

別に記す事なかった。唯一日知らない間に過ごしてしまった。

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる