百年前の今日1922年6月28日 井上正子日記

1922年(大正11)6月27日


六月廿八日 水曜日 晴 起床六時 就眠十一時

同窓会誌[京都市立高等女学校の同窓会誌]が来る。初めてそうした談誌を手にした時、何だか急に卒業生なのだと云う観念が起こる。

なでしこの花はいつもの様にいかにも市立いちりつ[京都市立高等女学校/現 京都市立堀川高等学校]らしい気持ちがする[校章が撫子をモチーフとしている]

先生方の有益な記事、会員の消息一、一、詳しく見る。

小酒井先生の《卒業生と母校》は、直接私等の感ずる事なので面白く拝見する。




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1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる