百年前の今日1922年6月27日 井上正子日記

1922年(大正11)6月27日


六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時

夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。

種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。

米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの宣告を受けた事も知らないので、種ちゃんの夏服を送ったと云うお手紙が来ていると云う話を聞けば、胸のいたくいたくなる様な気がするのである。

ほんとにほんとになおして上げたいと心から思うのである。

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1922年(大正11)8月13日 八月十三日 日曜日 晴 起床五時半 就眠十時 盂蘭盆で仏壇をきれいにしてある。 今年は種ちゃんが新仏になってしまった。 もう直ぐに月忌がっき[月命日]が来る。 種ちやんが可愛い可愛い人であっただけ、思い出すのが事々に多くてその死がいじらしい。 1922年(大正11)8月14日 八月十四日 月曜日 晴 起床六時 就眠十時 弟が少し風邪を引く。寝冷えでもしたのだろう。

1922年(大正11)8月11日 八月十一日 金曜日 晴 起床五時半 就眠十時 朝さっそく海へ入って、朝食をするなり帰途につく。 京都につく。私等はまず美しい京都を、大阪にくらべてやっぱりいいのねとささやく。 けれど、商工業地だけあって、大阪は賑やかだが、京都はとてもそれには及ばない。 父上にありあまる話をつぎつぎとする。 1922年(大正11)8月12日 八月十二日 土曜日 晴 起床六時半 就眠