百年前の今日1922年6月21日 井上正子日記

〝いちごゼリーは素的よ。王様の冠のルビーの様に光った。おいしいのよ。夏休みになったらして上げますわ〟


1922年(大正11)6月21日


六月二十一日 水曜日 晴 起床六時 就眠十時

今日は又大好きなお料理があった。

鯛のも鯛の油焼きもいいが、真赤いちごゼリーが一等気に入る。

お家に帰って弟に〝いちごゼリーは素的よ。王様の冠のルビーの様に光った。おいしいのよ。夏休みになったらして上げますわ〟ってうんとれを大きく云ふ。

弟〝姉ちゃん夏休みでなくったって明日でもかまいませんよ〟なんて云っていた。


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1922年(大正11)6月27日 六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。 種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。 米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの宣告を受けた事も知らないので、種ちゃんの夏服を送ったと云うお手紙が来ていると云う話を聞けば、胸のいたくいたくなる様な気がするの