百年前の今日1922年6月15日 井上正子日記

従妹の悦ちゃんが童謡《ダリア〔ヤ〕》を独唱したのである


1922年(大正11)6月15日


六月十五日 木曜日 晴 起床六時 就眠十時

市立いちりつの創立記念日である。厳粛な式の後開かるる学芸会のことを想いながら帰途につく。その頃はもうとっくに会はすんでる筈であったから。

従妹の悦ちゃんが童謡《ダリア〔ヤ〕》を独唱したのである。

可愛い声で毎日練習していただけ上手に出来たそうである。



若山牧水 作歌 本居長世 作曲「ダリヤ」 (『金の船』第2巻 第6号 大正9年〈1920〉6月, キンノツノ社)


閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる