百年前の今日1922年6月12日 井上正子日記

私は今まだそうした事に趣味がないため駄目だけれど、もう少し大きくなれば見ておいて価値のあるものだそうだ。


1922年(大正11)6月12日


六月十二日 月曜日 晴 起床六時 就眠十時

母上は今日、熊谷様の叔父様らと桂の離宮と聚楽院を拝見においでになった。お話を伺ってみると随分数寄をこらした立派なもので、現在でもあれだけの立派なものはとてもないだろうとの事である。

私は今まだそうした事に趣味がないため駄目だけれど、もう少し大きくなれば見ておいて価値のあるものだそうだ。



聚楽院 未詳。現在、桂離宮及び周辺に〈聚楽院〉と称した寺院・建造物は見当たらない。

閲覧数:33回0件のコメント

最新記事

すべて表示

1922年(大正11)6月27日 六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。 種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。 米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの宣告を受けた事も知らないので、種ちゃんの夏服を送ったと云うお手紙が来ていると云う話を聞けば、胸のいたくいたくなる様な気がするの