百年前の今日 1922年7月30日(日) 井上正子日記

1922年(大正11)7月30日

七月卅日 日曜日 晴 起床六時 就眠十時半

明治天皇の御十年祭が桃山にても宮中にても行わせられた。

大帝のおかくれになってから十年も経ったのかと今更の様に私は思われる。

今朝から従妹と競争で縫った浴衣を、午後三時頃仕上ぐ。

負けたって従妹は随分悔しがっていた。

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1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる