百年前の今日 1922年7月29日(土) 井上正子日記

1922年(大正11)7月29日

七月廿九日 土曜日 晴 起床六時 就眠十一時

今日も早々から張をする。お掃除もする。午後はお洗濯もする。

すっかり家の女として働く。でも何をするのも気持ちよく満足しながら出来るので、自分でも興がのってどんどん出来るので嬉しい。

夕方悦子は東宮殿下御入洛を奉迎に行った。

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1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる