百年前の今日 1922年5月30日 井上正子日記

1922年(大正11)5月30日


五月日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時

弟の十一回目の誕生日である。

夜母上にお手伝いして御馳走を沢山こしらえる。

一回一回こうして誕生を重ねていく弟を見るとそのたびに大きく賢くなっていくのを見て心からその将来を幸福にと祈らずにはいられない。

父上は今日朝早くから竹生島ちくぶしまに島めぐりにおいでになりつい先お帰りになった。

随分お疲れになった事だろうと思った。




幼い頃の井上正子と弟 彰淳(淳麿)


閲覧数:47回0件のコメント

最新記事

すべて表示

1922年(大正11)6月27日 六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。 種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。 米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの宣告を受けた事も知らないので、種ちゃんの夏服を送ったと云うお手紙が来ていると云う話を聞けば、胸のいたくいたくなる様な気がするの