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百年前の今日 1922年5月25日 井上正子日記はお休み

1922年(大正11)5月25日


昨日の日記(5月24日)は、「明日は疲れ休みである」と結ばれるので、20日に開幕した京都府立第一高等女学校の創立五十周年記念行事が滞りなく修了し、日記をつけることも〈疲れ休み〉をとるといった塩梅だったのか。



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1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。 二、三の人影が見える。私の歩む下駄のひびきがはっきり分かる。 静かな朝の気分にうっとりとひたりながら何にも考えないで足を運ばせる

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