百年前の今日(昨日) 1922年6月11日 井上正子日記

今日一日は主人公になっていた。


1922年(大正11)6月11日


六月十一日 日曜日 晴 起床六時半 就眠十時半

父上母上、初音会より宇治へ緑を見におこしになる。

今日一日は主人公になっていた。

午後従妹は同窓会へ行った。弟と二人で机を合わせて勉強した。

七時半頃父上母上お帰りになった。同時、私の権利はなくなって元の正子になったのだった。



徳正寺俯瞰。正子が暮らした100年前と建物はほとんど変わらない。

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1922年(大正11)6月27日 六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。 種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。 米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの宣告を受けた事も知らないので、種ちゃんの夏服を送ったと云うお手紙が来ていると云う話を聞けば、胸のいたくいたくなる様な気がするの