井上 迅2022年6月12日読了時間: 1分百年前の今日(昨日) 1922年6月11日 井上正子日記今日一日は主人公になっていた。1922年(大正11)6月11日六月十一日 日曜日 晴 起床六時半 就眠十時半父上母上、初音会より宇治へ緑を見におこしになる。今日一日は主人公になっていた。午後従妹は同窓会へ行った。弟と二人で机を合わせて勉強した。七時半頃父上母上お帰りになった。同時、私の権利はなくなって元の正子になったのだった。徳正寺俯瞰。正子が暮らした100年前と建物はほとんど変わらない。
今日一日は主人公になっていた。1922年(大正11)6月11日六月十一日 日曜日 晴 起床六時半 就眠十時半父上母上、初音会より宇治へ緑を見におこしになる。今日一日は主人公になっていた。午後従妹は同窓会へ行った。弟と二人で机を合わせて勉強した。七時半頃父上母上お帰りになった。同時、私の権利はなくなって元の正子になったのだった。徳正寺俯瞰。正子が暮らした100年前と建物はほとんど変わらない。
百年前の一昨日と昨日と今日 1922年8月28日(月)8月29日(火)8月30日(水) 井上正子日記1922年(大正11)8月28日 八月廿八日 月曜日 晴 起床五時 就眠十時 朝食後、直に大谷大谷[東山の大谷祖廟/図地 g-3]へ参詣に行く。黒味を帯びたる緑の松の木の間からかすかに美しい朝の日の光はさしこんでいる。 石の敷石は掃き清められているのが遠く連なっている。...
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